労働・オフィス環境を改善する6つの方法

著者 Robert Half on 2021 年 2 月 8 日

仕事のできる部下の高い離職率、低い勤務意欲、渦巻く噂。これらは彼らにとって嫌な労働・職場環境ができあがってしまっている証拠です。上司として、改善が必要なこのような風潮に、どれだけ気付いていますか?

仕事のできる部下のポテンシャルを引き出し、生産性をさらに高めることは、どんな上司にとっても重要な役割です。たとえ、より伝統的で強硬な経営管理手法を取ろうとも、業務に邁進できる職場環境と、有害と言えるほど過度に競争の激しい職場環境との間には、微妙な違いしかありません。ここでは、社員が嫌な職場だと感じる環境を作りかねない上司のよくある言動を検証し、チームの問題を健全に解決し、労働環境を改善する方法について、考察していきます。

1. 評価に値する社員を評価する

同僚の功績を自分の手柄のように話す部下はいませんか?同僚の努力を貶して自分をよく見せようとする部下はいませんか?食うか食われるかの世の中ですが、会社の中でまで競争一色にする必要はありません。

部下を定期的に観察し、仕事の進捗状況を把握し、プロジェクトに貢献した社員全員が然るべき評価を確実に得られるようにしましょう。

2. チーム内の共有を奨励する

成績トップに輝く社員は、一度に一人だけです。でも、だからといって、仕事のできる部下はその一人だけということではありません。社員間の友好的な競争を扇動するのは普通のことですが、その結果にどう対処するかが重要です。

「敗者」に恥をかかせたり、嘲たりなどしようものなら、反感や士気の低下を招きかねません。社員のやる気をそぐのではなく、やる気をかき立てることを目指しましょう。

成績の良い社員がメンターとなって、目標を達成できずにいる社員をサポートするよう、取り計らうことを検討してみてください。自然とポジティブな職場環境が育まれ、より団結力のあるチームが作られるはずです。

3. 特別扱いをしない

仕事ができる特定の部下だけに目をかけ、そうでない部下をないがしろにするようなチームリーダーは、社員にとって嫌な職場環境を生み出す大きな要因となります。

そのような行動は、ないがしろにされた社員との関係を悪化させるだけでなく、いじめや派閥形成を引き起こす要因につながり、結果的にチームを分裂させかねません。

4. 模範を示す

自分のミスには言い訳をする一方で、間違いを犯した部下には厳しい処罰や叱責をしていませんか?ルールを決めておきながら、自分は従っていないなどということはありませんか?良い上司というのは、行動規範を他の社員にただ押し付けるのではなく、自らもそれに従って行動し、自分の過ちをきちんと認めることができるものです。

5. 意見提出の適切な手段を提供する

上司とのコミュニケーションの手段を部下に提供することは重要です。部下にはネガティブな意見もきちんと検討・対処されることを明確に伝え、職場の改善につながるアイデアを出すよう奨励しましょう。

6. オープンな雰囲気を促進する

部下があなたに助けを求めてくることがあまりないようであれば、それは畏敬などではなく恐怖が原因になっている可能性が大いにあります。リーダーとしての役割を維持するため、境界線を設けておくことは重要ですが、部下が懸念を抱いている場合や助けを必要としている場合には、あなたに相談してくるよう促しておくことも大切です。

批判されたり、さらには「要注意人物」とのレッテルを貼られることを恐れて、優れたアイデアを共有できずにいる部下の存在に気付くことがあるかもしれません。

そのような状態では、仕事ができる部下のせっかくの才能を殺してしまうことにもつながりかねないのです。

調和のとれた労働・職場環境というものは、概して、これらの対策を忠実に実践するだけで作り出せるというほど単純なものではありません。上記に反する行動を現に取ってしまっている場合でも、決して手遅れではないのです。

オープンなコミュニケーションを心がけ、協力的な職場文化を育むことによって、社員が嫌だと感じている職場をハッピーでやる気に満ちた生産性の高い社員のいる、ダイナミックな職場へと変えることは可能です。

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