IT業界で必須のスキルとは

Essential IT skills to break into the tech industry

情報技術の世界は広大で絶え間なく変化し続けています。過去数年間で、スキルの格差から特定のITスキルに対する需要が、ポジションに必要な専門知識を有する候補者の供給を上回るようになりました。優秀なITの学位を取得していたとしても、もはやこれまでとは異なり、最強の切り札とはなりません。最新の雇用レポートによると、以下のような業界必須とされるITスキルを有する大卒者が就職を有利に進めています。

サイバーセキュリティ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメントのハッキング事件やアシュレイ・マディソンのユーザー情報漏洩など、近頃、サイバー犯罪が多発しています。この状況を受けて、サイバーセキュリティの専門家に対する需要は、かつてないほど高まっています。会社の機密データを外部の攻撃から確実に保護すべく、企業は優秀なITセキュリティチームの構築を優先的に行っています。IT業界は、セキュリティ対策スキルを持つ優秀な人材に対して、高い年俸を出すことも辞さない傾向を示しています。

データ/データベース管理

「膨大な量の情報」を意味する流行語、「ビッグデータ」がもたらした新たな課題によって、データベース管理やデジタルキュレーションの需要は、今や桁違いに高くなっています。ビッグデータは、従来の手法で処理するには巨大すぎるものの、消費者行動の洞察を得るために、情報を活用できる企業にとっては非常に有益なものです。統計分析のバックグラウンドとビジネスに対する鋭い目を持った求職者は、この分野で成功できるでしょう。構造化されていない生のデータを事業成長のチャンスへと落とし込むことができるからです。

ネットワーキング

ネットワーキングは、特にクラウドコンピューティングの登場によって、企業のビジネスの進め方や情報共有のあり方に革命を起こしてきました。数百というクラウドプロバイダーの選択肢がある現在、IT業界の企業はネットワーク関連の高いスキルを持った社員、特にクラウドシステムの導入と管理ができる人材を必要としています。

ソフトウェア&アプリケーション開発

ソフトウェアやアプリケーション(今ではアプリと言った方が分かりやすいかもしれません)の開発は、以前はそれほど複雑なプロセスではありませんでした。しかし、今日のハイテク業界では、全ての消費者層が用いている様々なOSやデバイスに応えられるよう、マルチプラットフォームとする必要があります。特にモバイルアプリ開発関連のITスキルは、今後、絶えず必要とされるでしょう。スマートフォンやタブレットがウェブ閲覧によく使われる機器となったことから、企業は先を争ってモバイルアプリの時流に乗ろうとしています。

開発の仕事に就きたいと思っているのであれば、2、3のプログラミング言語に秀でている方が良いでしょう。言語は数百と存在しますが、そのうちトップ5とされるPython、C++、Ruby on Rails、Java、JavaScriptのいずれかを選んで習得しておけば間違いないはずです。JavaとJavaScriptは全く異なるスクリプト言語です。

プロジェクト管理

テクノロジーとは、企業にとって事業成長への道を開くものです。ITの専門家が周りに左右されずに孤立して淡々と業務に当たることは、もはや出来なくなりました。昨今では、技術サポートの提供と会社の成長戦略の支援という二役を同時にこなすことを期待されています。出世の階段を上がっていくためには、リーダーシップの資質とプロジェクト管理の経験を持ったITのプロフェッショナルであることが強く求められるでしょう。

このリストを見てやる気をなくすような気持ちになったかもしれませんが、心配には及びません。上記に挙げたITスキルの多くはインターンシップや初心者レベルでの契約社員の仕事から簡単に習得することができます。また、e-ラーニングなどのオンライン学習も可能です。これらのスキルに精通するようになれば、憧れのIT業界でのキャリアへの扉を開き、一歩踏み出したと言えるでしょう。

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