人材採用戦略2015: 採用方針改変のための4つのアドバイス

大企業、スタートアップ企業を問わず、既成概念にとらわれない人材採用戦略こそが、最良の人材確保に繋がります。

退屈な紙面求人広告や求人ポータルサイト上の長々しい説明書きといった、かつての人材採用戦略は姿を消しました。企業は、求人・採用方針を常に作り変えています。そのことが従業員の質、ひいては組織そのものの質を決めることになるからです。採用戦略を一新し、今年こそ、ライバルの上を行く4つの方法をご紹介します。

考え方を変える:
思い切った採用というのはリスクが大きく、怖気づくこともあるでしょう。しかし、これまでとは異なる採用方針が、新しい視点と創造性をもたらすこともあります。チームの多様性は、うまく管理出来れば、活気につながります。ある程度の専門技術や知識は仕事を通して習得することも可能ですが、情熱や創造性といった資質となると、書類上、完璧と思われる人材でも持ち合わせていないことがあります。 面接では、経験や資格よりも、スキルや個性に重きを置くことも検討してみてください。

クリエイティブになる:
クイズやコンテストの公募など、これまでとは異なった方法で、まったく新しい候補者層にアクセスできる場合もあります。例えば、ビデオゲームを使い、仮想世界上で課題に取り組ませる「ゲーミフィケーション」というのは、採用方法の一つとして検討の余地があります。その一例として、マリオット・グループが発表した仮想採用ゲーム「My Marriott Hotel」があります。プレーヤーは、仮想ホテルのレストラン経営を任され、その過程でホテルサービス業に詳しくなっていきます。その後、本物のキャリアサイトに自動的に飛ぶように設定されており、マリオットの求人にリアルタイムで応募できる仕組みになっています。

ブランドのイメージアップ:
一部のIT企業には、ビーズクッションに座りながら仕事をしたり、無料ランチなどの特権を楽しんだりしているイメージがあります。なぜでしょう?

答えは簡単です。職場での企業ブランディングが功を奏しているのです。すばらしい職場環境や待遇で有名な企業は、当然ながら候補者を引き付けます。日々、固執している仕事には将来性があって、自分は会社に大事にされるのだという確信を求職者側は求めています。企業ブランドのプラス・イメージを作り出すことは、採用活動に長期的な影響を強く与え、他のどんな採用手法よりも効果的であることは間違いありません。

Facebookなどのソーシャルネットワークに、にこやかなチームの写真や動画、また、その優れた業績などを投稿することで、会社の実情を広く伝え、実際のオフィス環境が優れていることや職場の人間関係が健全であることなどをアピールしましょう。

集団の影響力:
クラウドリクルーティングという言葉は、聞いたことがないかもしれません。インターネットを利用したクラウドリクルーティングは、ソーシャルリクルーティングとも呼ばれ、求職者を引き付ける新しい方法です。従来の求人ポータルなどに比べ、リーチはほぼ無限に広がり、ネットワーク上でつながっているすべての社員やコンタクト先が、仮想リクルーターとなるのです。(例えば代わりにLinkedInを使用する方法もあります)

クラウドリクルーティングのような口コミのプラットフォームは、自由に使うことのできる、最も強力な採用ツールのひとつですが、諸刃の剣でもあります。十分な給与を支払わずにいると、スタッフは仕事に不満を抱きかねません。求職者がそういったうわさをかぎつけることも十分にありえるのです。ロバートハーフの2015年版給与ガイドをダウンロードし、あなたの会社の給与や待遇が適切かどうか確認しましょう。

人材採用戦略を一新する方法は他にもたくさんありますが、最も重要なのは既存の社員をいかに大切にするかということです。うわさや陰口は、事実よりも早く広まってしまうものです。したがって、良好な職場環境の整備を採用方針の中核に据えることで、適切な人材の採用がよりスムーズで簡単になるでしょう。

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