優秀な新卒者の見極め方

スタッフ増員の時期を迎え、新卒者の採用を考えていらっしゃいませんか? 優秀でやる気のある若手人材の選考方法をご紹介します。

そろそろチームを拡大する時期となり、豊富な経験や専門知識なしでもできる仕事こなしてくれる新入社員が必要です。優秀でやる気があり、会社とともに成長していってくれる人材を見つけたいと思っていらっしゃることでしょう。

しかし、この基準を満たす人材が簡単に見つかるとは限りません。若手の候補者は、経験者と同じ方法で選考することが出来ません。新卒レベルの求職者には、これまでに積み上げた実績がないからです。中には、実務経験が全くのない候補者もいるかもしれません。

では、自分のチームに適した人材を確実に採用するには、どうすれば良いでしょうか。以下のステップを参考にしてみてください。

学校の成績に注目する。
成績優秀な候補者が必ずしも仕事での成功をするわけではありません。しかし、高い目的意識と集中力を持ち、期限内に目標を達成できる人材であるかどうかはわかります。学校での成績が芳しくない候補者の場合は、選考からはずす前に、その理由をを尋ねてみましょう。家族が重病を患ったために成績が落ちたなど、新たな見方が出来るようになるかもしれません。

無関係な仕事の経験も検討する。
通常は、同じ職種や、少なくとも同じ業界での経験を持つ候補者を探すものです。しかし、新卒採用では、そのような候補がいない場合もありますから、広い視野で職歴を検討しましょう。無関係のように見える仕事で得た経験でも有利になることがあるかもしれません。例えば、大学在学中に小売店のアシスタントをしていた候補者なら、経理の実務経験はなくても、おそらくお金の管理方法や、さまざまな人との働き方、上からの指示に従うことなどを既に学んでいることでしょう。

意欲的な人材を探す。
やる気がある人は、抜きん出た経験を持っているものです。例えば、卒業の条件とされていなくても、自ら学んだ分野でのインターンシップをしてたりするものです。慈善団体でボランティアをしたり、学生グループで活動したりしていることもあるでしょう。このような人材は、業界団体のイベントに進んで参加し、自分の選んだキャリアパスについて詳しく質問したり、業界で働いている先輩に積極的に話しかけたりしている姿が良く見られます。課外活動で見せた意欲は、職場でも発揮される可能性が高いといえるでしょう。

第一印象に意識を向ける
面接中の行動を観察すれば、どのような従業員になりうるかが把握できます。新卒の候補者は、面接経験がほとんどなく、非常に緊張している可能性がありますから、必ずしも面接での様子を採用の決め手とする必要はありません。経験豊富な人のようには答えられない場合もあるでしょう。とはいえ、ちょっとした立ち振る舞いが多くを物語ってくれます。

受付の担当者に、ロビーでの候補者の行動を尋ねてみますしょう。到着した際、礼儀正しい態度を示したでしょうか。静かに座って待ち、面接前にノートを見るなどしていたでしょうか。それとも、携帯電話で大きな声で話していたでしょうか。あなた自身の候補者に対する印象も書き留めましょう。服装は適切だったでしょうか。会社訪問中の小さなことが、候補者として残すべきか、外すべきかの判断材料となるものです。

情熱を評価する。
非の打ち所のない成績やインターンシップの経験を持っていても、応募職種に対する情熱が見られなければ、話になりません。

候補者が会社の大ファンである必要はありませんが、選んだ職種や応募先の会社に強い関心を示すのは当然のことです。キャリアを築き始めようとする人ならば、自分の「これから」に対して情熱を抱いているものです。在学中に熱中したことや入社後の抱負について、生き生きと話すような候補者は注目に値します。

率直に説明する。
たいていの新卒者の仕事は、実際には、地味なもので、繰り返し作業も多くあります。優秀な人材に入社してもらうために、会社の魅力を訴えたいのは山々ですが、職務の内容は正確に説明しておきましょう。

その職種の厳しさや難点を率直に話せば、真面目に働いて、経験を積んでいくことに興味のない候補者を除外することができます。面接中に候補者の表情や態度を観察してください。例えば、データ入力が多い仕事だと説明した後でも、なおも情熱が感じられるようであれば、良い候補者だと言えるでしょう。

推薦者の選び方
新卒採用は既卒採用と違い、候補者の推薦状を誰から入手するべきか悩むこともあるかと思います。候補者の上司の代わりに、成績に関しては教授から、コミュニケーション能力はインターンシップ先の監督者から等、ニーズによって相手を選びましょう。

候補者の入社が決定した際は、入社後まで定期的に連絡を取るようにしてください。転職経験者より基本的な質問や個人的な相談もあることでしょう。

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