上に立つ人とは?リーダーに必要な能力

上に立つ人とは?リーダーに必要な能力

リーダーに必要な能力というのは、「上に立つ人=上級管理職」という単純な公式で、指導力と同義的に解釈されるべきではありません。もしあなたがリーダーシップが彼ら限定のソフトスキルだと思っているのなら、それは間違いです。組織体系がフラット化され、刻々と変化している今日のビジネス環境においては、どのようなポジションの人にとっても優れたリーダーシップが必要です。

チームを率いる立場にはない若手社員でも、生産性の高い社員としてチームに最大限貢献するためには、人の上に立ち、人を率いるスキルを今ある環境の中で磨く必要があるのです。また、リーダーに必要な諸能力を伸ばしていけば、おのずとキャリアアップし、満足のいく人生を送れる可能性も高まります。

優れたリーダーに必要な能力を身に付けるために留意すべき点を、以下にご紹介します。

自信のなさを克服する

生まれながらのリーダーはめったにいませんが、どんな人もリーダーになるよう指導を受け、成長していくことはできます。「理想的」なリーダーシップスキルを持ち合わせていないからといって、自分はリーダーになれないと思い込んではなりません。人の上に立ち、人を率いる意欲がない、またはその能力がないというイメージを同僚や上司に植え付けてしまったら、勝負の前から半分負けたことになります。

より多くのリーダーシップのアドバイスを見つける

重要なリーダーシップスキルを認識する

リーダーに必要な能力とは、1つや2つの資質で構成されるものではありません。また、その能力とは単にチームの管理方法といった技術的なものばかりではないのです。優秀なリーダーは、意志が固い、倫理的、革新的、情熱的、親切である、説得力がある、好奇心がある、集中力がある、自信がある、協力的である、目的意識がはっきりしている、勇気がある、賢い、人をやる気にさせる、思慮深い、誠実である、努力家、信頼できる、など性格、感情、気質などから生まれるスキルも含む、多数の性質を兼ね備えています。また、書面や口頭で自分の考えを上手に伝える能力もその一つです。さらに、真のリーダーとは、リスクを厭わず、失敗から学んで、立ち直ることができます。

これらの資質を、自分自身に当てはめ、検討してみましょう。おそらく、どのような人にもいくつかの資質が備わっているはずです。まずは、優れたリーダーなるためにはどんな資質が必要か、客観的に考えてみましょう。次に、その中で今の自分に欠けている、あるいは、今後向上させたいと思う資質を挙げてみて、その習得を具体的に計画してみましょう。

自分の長所を最大限に発揮する

リーダーというのは外交的な人だと思われがちですが、それは必ずしも真実ではありません。

静かで内向的だと自負する人がすばらしいリーダーとなっているケースは多数あります。エイブラハム・リンカーン、アルベルト・アインシュタイン、ウォーレン・バフェットなどが、この部類に当てはまります。知識、集中力、思いやりなど、静かな強さというのも有用なスキルです。一人で仕事をするのが好きという内向的な性質ですら、長所になり得ます。というのも、黙々と計画や準備作業を進める能力の高さもまた、上に立つ人には欠かせないスキルだからです。

人と異なることを恐れない

アップル創設者のスティーブ・ジョブズ氏はかつて、「リーダーとフォロワーの違いは革新する力である」と語りました。古い安全なアイデアを焼き直し、習慣に固執する行動は、実はリーダーが持つべきこの革新力を逆行するものなのです。クリエイティブに考えるための第一歩は、既存のプロセスのどこが間違っているかを考えることです。これには、既存のプロセスや計画、ビジネスアイデアに対して常に批評的な目を向け、その短所を認識する能力が求められます。ジョブズ氏が強調したように、革新を起こすには、独自のビジョンと、それを信じる勇気に加え、そのビジョンを実現に持ち込む粘り強さと忍耐力が必要です。また、そのビジョンが向かう方向の正当性を周囲を納得させる説得力も欠かせません。

リーダーシップスキルを常に磨き続ける

優れたリーダーになるための方法を説いた書籍や記事、ビデオは無数にあります。リーダーに必要な数々の能力の習得とキャリアアップを真剣に目指すのであれば、この種のリソースも活用しましょう。

優秀なリーダーになるには、場数を踏んで練習することが重要です。リーダーシップにもいろいろな形があることを学び、自分に合った形を見つけていくのです。様々な企業や公共機関などが提供するリーダーシップのクラスを受講して、リーダーシップスキルを建設的に研究し、自分の資質を生かしたスキルを確実に習得していくといいでしょう。さらに、自分のスタイルに合ったリーダーを見つけてお手本をしてみるのも一つの方法です。大統領や首相、慈善家、起業家などはもちろん、優れたロールモデルやメンターはどこにでもいます。あなたの最も身近な職場ででも見つけることができるかもしれません。そういう人物を見つけたら相談相手になるよう頼んでみることも、あなたの成長により効果的に作用するでしょう。

リーダーシップという概念に尻込みしてしまう人もいるかもしれません。しかし、今日のビジネス環境で成功するためには、実際に組織の上に立つ人のみではなく、組織内のどの役職にある人にとっても、リーダーシップスキルは必須の能力なのです。自分だけのリーダーシップ計画を立てるには、時間と労力が必要です。しかし、たゆまぬ努力の末、リーダーに必要な能力を習得した暁には、周囲からの尊敬や優れた業績を手にし、指導者としての特別な権限を与えられるのです。そして、それまでの苦労が、最終的にはあなたが最も望んだ形で報われることになるでしょう。

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