
お化けが出歩くのはハロウィーンだけとは限りません。すでにオフィスに忍び込み、今、この瞬間にもあなたに命令を下しているかもしれません。
オフィスには、日も沈まないうちからハロウィーンにぴったりの狼男や鬼に変身する上司がたくさんいます。
心配しないでください。ここで紹介する対処方法を覚えておけば、陰鬱な日々を送らずに済むかもしれません。
狼男は、単独行動を好む文字通りの一匹狼です。活気あるブレインストーミングには期待できません。彼はチームプレーヤーではないので、あなたもほとんどの時間は自分のコンピュータと過ごすことになるでしょう。
対処方法は?
この上司の部下管理スタイルを克服しましょう。上司が直接的なやり取りを嫌うのなら、メールで明確かつ簡潔に連絡を取り合います。上司の都合の良い時間にミーティングを開き、詳細な議題を準備して貴重な対面時間を最大限に活用します。
ポルターガイストは、人の注意を引くためにオフィス内で騒々しい音を立てますが、チームの方向性はほとんど、またはまったく示しません。部下は、ぎりぎりになってから仕事を言いつけられたり、最初に目標や期限が明確にされていなかったために仕事をやり直すはめになったりします。
対処方法は?
このタイプの上司には、最初に十分な情報を与えたほうが、上司自身にも部下にも無駄なストレスがかからず、長期的には時間の節約になることを、外交的に指摘します。混乱したときは説明を求め、プロジェクトには定期的なチェックの機会を設けましょう。
鬼は、部下を脅して仕事をさせます。常に不安を感じているために、恐怖の力を借りて部下を抑え込むのです。命令に従う以外の道はありません。
対処方法は?
期限に遅れず、詳細までチェックし、プロジェクトのすべての段階を1つ残らず報告しましょう。疑問があれば解明し、上司が横暴な行動に出たときは冷静に自分を擁護します。
ゾンビは、通常、自分だけの世界をさまよっていて、何を考えているのかはだれにもわかりません。会議でもぼーっとしていて、役に立つことは何もしません。ただし、問題が生じると、全員を道連れにする可能性大です。
対処方法は?
このような上司と働く場合は、自分の仕事ぶりが他人、特に経営上層部にわかるようにすることが重要です。情報は書面でやり取りし、必要があれば一連の通信記録を提出できるようにします。
死神は、歩く暗闇のようなものです。いつも暗い表情をし、どんなプロジェクトにも悪い予言をせずにはいられません。周囲に不吉なムードを巻き散らし、当然ながら、悪いニュースを一番にもたらすのもこのような上司です。
対処方法は?
この上司の性格を個人的に責めるのは止めましょう。事実に基づき、プロフェッショナルとして話すことです。上司の気が立っているときは、事態が緊急を要しない限り、コミュニケーションを避けたほうが賢明です。