2014年度卒業生をよろしく

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グローバリゼーション、従業員の多様化、そしてテクノロジーにより、職場の文化は多彩な進化を続けています。現代の職場を決めるさまざまな要素を検討してみましょう。

若く、元気いっぱいで、ソーシャルメディアに詳しく、思ったことを迷わず口に出す世代。新入社員、あるいはまもなく採用することになる若者にぜひ会ってみてください。

1980年代、90年代と比べ、職場が大きく変わった、というだけではとても言い足りません。

グローバリゼーション、従業員の多様化、そしてテクノロジーの到来、が進化と多様性に富んだ職場を構築しています。

雇用主の皆様に、ぜひ注目してほしい5つのトレンドをご紹介します。

従業員におけるミレニアル世代の増加
「ミレニアル世代」とは、一般に1980年代前半に生まれた世代を意味します。彼らの特徴は、ハイテクに詳しく、上昇志向で、グローバルな視野を持つことです。若い社員はチームワークを好み、常にクリエイティブに問題を解決しようと意欲満々です。したがって、こまごまと指示を受け、小さなことまで上司に報告するのを喜ばないかもしれません。むしろ職場に「オープンドアポリシー」を導入し、上司が相談役になってみましょう。このアイデアの自由な行き来が、革新的な職場づくりに役立つことは間違いありません。

柔軟な勤務形態の人気
厳密な勤務時間の強制は、あっという間に創造性を殺してしまいます。若い社員は、会社に「自分の時間を売っている」と感じることを嫌います。プロジェクトを与えるときにはゴールを重視し、在宅勤務の柔軟性も与えましょう。これは、若手と信頼関係を構築する1つの方法です。型にはまらない勤務形態が一般に社員の業績に影響を与えないことは、研究で実証されています。柔軟な勤務形態は、慣れるまでは難しいかもしれませんが、長期的には創造性と革新性にメリットがあると期待されます。

企業の社会的責任(CSR)の重視
若い社員は、会社の利益や損失に貢献するだけでなく、自分の才能を公共の利益のためにも役立てたいと考えています。ピュー研究所が2010年に行った調査では、この世代が給与の高い仕事よりも、困っている人を助けることを優先することがわかりました。この結果を踏まえ、多くの企業は、企業の社会的責任(CSR)プログラムを正式に導入しています。効果的なCSRプログラムとは、単に社員の意欲を高め、社会に利益をもたらすだけではありません。環境に配慮し、利他的な活動で知られる企業とつながりを持ちたいという消費者の気持ちにも訴えます。綿密に計画されたCSR戦略は、長期的には会社の評価やブランドイメージにも有益です。

文化の台頭
BYOD(Bring Your Own Device)とは、簡単に言えば、社員が自己所有のノートパソコン、タブレット、その他の電子機器を職場に持ち込み、会社のネットワークを使って仕事をすることです。会社が必要な機器を購入しなくて済むため、経費節減の可能性など、大きな利点があります。使い慣れたお気に入りの機器で仕事ができるため、社員の生産性も向上するでしょう。しかし、そのような制度の導入を検討しているなら、まず長期的なコストベネフィット分析をお勧めします。セキュリティ上の問題や社員が大規模な訴訟を起こす可能性など、さまざまな面から慎重に考慮する必要があります。

幹部を目指す女性の増加
家族を持つことを先延ばしにしてキャリアを積む女性は世界的に増加しており、アジアも例外ではありません。2013年にフォーブス社が行った調査では、上級幹部職に占める女性の割合は、アジア太平洋地域で29%、欧州連合で25%、ラテンアメリカで24%、北米で21%でした。優秀な女性を誘致し、定着させるには、柔軟な勤務形態の導入を検討するだけでなく、職場において女性がリーダーシップを取ることを積極的に促進し、奨励する必要があります。

若い世代の社員はよく自己主張が強いと言われますが、むやみに厳しい批判が投げつけられてきたと言えなくもありません。重要なのは、彼らのやる気の源がどこにあるのかを理解することです。それを見つければ、人材の宝庫を存分に活用できることでしょう。

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