「スーパーフード」がエネルギーを高めてくれることを知っていますか? 重要な会議やプレゼンの前に食べておくといいかもしれません。

食べ物には、頭脳を明晰にしたり、気分や記憶力を良くしたりするすばらしい力があります。仕事のパフォーマンスを向上させたいなら、まず次の食べ物を取り入れましょう。

ブルーベリー
ブルーベリーに含まれる抗酸化物質は、脳への血液や酸素の流れを促し、気持ちをすっきりリフレッシュします。研究では、この小さな果物が集中力と記憶力を5時間も高めることが証明されています。

おすすめの食べ方:プレーンヨーグルト(フレーバー付きのヨーグルトは大量の砂糖が使われています)に少量の新鮮なブルーベリーを混ぜ合わせます。もしくは、凍らせたブルーベリーを他のフルーツと一緒にミキサーにかけてスムージーに。

サーモン
サーモン、マグロ、イワシ、サバといった脂肪の多い魚には、精神的な安定をサポートするオメガ3脂肪酸が豊富に含まれます。オメガ3脂肪酸が不足すると、情緒不安定やうつ状態になったり、疲労を感じやすくなったりします。

おすすめの食べ方:ランチで最寄りの寿司屋に行き、サーモンやマグロの刺身を食べましょう。もしくは、お気に入りのサラダバーで炙りマグロのサラダを注文するのもいいでしょう。

プロバイオティクス
スウェーデンの研究で、80日間にわたってプロバイオティクスを摂取した262人の労働者を調査したところ、上気道感染症や消化器疾患にかかる割合が42%減少したことが明らかになりました。プロバイオティクスは、胃や腸などの消化器官に住みつく善玉菌なので、ビタミンBの吸収を良くし、エネルギーを高める働きがあります。

おすすめの食べ方:プロバイオティクスは、強い酸性環境では死滅してしまいますが、乳製品で守ることができます。生きた発酵製品である発酵乳飲料やヨーグルトを摂取するといいでしょう。

ダークチョコレート
美味しいおやつのダークチョコレートには少量のカフェインが含まれており、精神的な敏捷性を高めます。また、ダークチョコレートに含まれるマグネシウムは、幸福ホルモンと言われるエンドルフィンとセロトニンの放出を促すため、ストレス解消にもなります。

おすすめの食べ方:フェアトレードやオーガニックなど、できるだけ良質なカカオ70%以上のチョコレートを見つけます。ハーシーズのキスチョコ1粒のサイズでも、血圧を下げるフラボノイドの量は十分。砂糖や硬化油が使われているものは避けましょう。

葉物野菜
重要なミーティングの前には、精製炭水化物の多い料理やスナックを避けましょう。その代わりにホウレンソウやケールといったグリーンの葉物野菜を食べます。食物繊維の豊富な葉物野菜は消化に時間がかかるため、血糖値が長時間安定します。また、ビタミンやミネラルも多く含まれているので、モヤモヤする脳をすっきりさせ、気持ちの落ち込みも防ぎます。

おすすめの食べ方:少量のドレッシングをかけて生野菜サラダを食べるのがベストです。生野菜が苦手な人は、軽く湯通ししてあっさりしたしょうゆドレッシングで和えましょう。