今後のキャリアプランの描き方:キャリア5ヵ年計画の実現方法

今後のキャリアプランの描き方:キャリア5ヵ年計画の実現方法

今後のキャリアプランの作成など無駄な労力だと思っていませんか?しかし、ほとんどの場合、成功とは、偶然や一瞬の産物ではないのです。

キャリア目標を達成する人は、必ずと言っていいほど、自分の抱負や志向を包括的なキャリアプランへと具体化し、それを実行に移しています。やる気を持続させるためには短期の目標を持つことが大切です。

しかし、大きな成功を収める人は、長期的な目標に向かってコツコツと努力を積み重ねなければ、本当の意味での満足感を得られないことを理解しています。

キャリアプランの作成プロセス

5年間のキャリアプランは、成功へのロードマップです。どんな職務に就きたいのか、その明確な目標と、そこに到達するための戦略を具体化されたものでなければなりません。プランを立て始める前に、以下のことを自問してみてください。

1. 自分の目標は何か

まずは目標です。「2020年までにはもっと立派なオフィスで働いて、より高い給料を得る」というような目標を立てただけでは、十分ではありません。「将来のエクゼクティブ候補になるべく社内の人材プールの一員としてカウントされるために、今から1年半以内に今の部署の責任者になる」といった具体的な目標が必要です。将来に対し、現段階で自分が望むことについてじっくり考えてみましょう。遠目には格好良く見える職務が、必ずしもあなたのスキルや性格に合っているとは限りません。

たとえ合っていたとしても、長時間勤務やストレスなど、あなたにとっては受け入れがたい側面を伴う可能性があります。

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2. どのようにして目標に到達するか

最終目標をいくつもの小さな目標に分割し、論理的な順番に並べてみます。目標達成までの過程ではどのようなトレーニングが必要でしょうか。どこかの段階でメンターを見つけ、指導を仰ぐ必要があるでしょうか。

業績評価を経て昇進を打診されるために達成すべきKPI(重要業績評価指標)はどんな指標でしょうか。キャリアプランを作成する際には、これらすべてを考慮に入れることです。これで、成功する可能性がはるかに高まります。

3. 計画どおりに物事を進める方法

目標を書き出すことが、達成への第一歩です。キャリアの成功を単に夢見て終わる人と実現できる人との違いは、ゴールまでの道のりを具体的に書面化できているか否かに尽きます。キャリアプランの最初の欄に、短期、中期、長期の目標を書き出します。

次の欄には、それぞれの目標を達成するために身につけるべきスキルや資質を書き出します。そして、目標の到達に必要となるリソースやサポートを3つ目の欄に記入します。そして最後の4つ目の欄には、各目標の達成予定日を書き込みます。

今後5年間のキャリアプランの実践方法

5ヵ年計画の作成はまだ道半ばに過ぎません。目標を達成するために、モチベーションを保ち続ける必要があります。

1. 小さな勝利を祝う:キャリアプランを遂行する中で節目となるちょっとした出来事をその都度認め、自分を褒めてあげることで、モチベーションをより高く維持できることが分かるでしょう。

2. 柔軟性を持つ:今日の変化の激しい世の中では、数年後に現れるかもしれない新しいポジションが、あなたにとって最高の仕事となりうる可能性もあります。重要なのは、代わりの利かない人材となることです。業界がどう変化しているかを常に注意深く見守り、自分のキャリアプランを適宜、調整しましょう。

3. 定期的に目標を再評価する:今日のキャリアプランを明日も変わらず達成すべきものと感じるとは限りません。人生何が起きるのかは、誰にも分からないからです。そこで、「キャリアプランに書き出した目標が、今でも自分にとって一番の動機付けとなっているかどうか」を定期的に自問し、確認しましょう。以前に立てた目標に対して意欲を感じられなくなっているのであれば、今やる気になる目標とは何かを考えます。

長期的な成功を目指していることを忘れないでください。やる気を持続して、目標をしっかりと見据え、そしてそれらを書き出すことです。そうすることで、最終的には実り多いキャリアを実現できることでしょう。

どんなによく練られた計画でも、うまくいかないことがあるのが人生です。予定外のことは誰にでも起こりうるのです。ですから、キャリアプランが軌道から外れてしまったとしても、慌てる必要はありません。香港でもっとも影響力のある実業界の大物である李嘉誠氏が、次のように語っています。

「損失だと思っていたことが実は利益だったということがある」。挫折は多くの場合、教訓となり、成長するチャンスです。流れに身を任せて、現状を改めて見極め、今度は新たな状況を考慮に入れた上で、再び自分の目標に向かって今後のキャリアプランを立て直します。

大切なのは、気持ちを広く持って、いろいろな選択肢を広げておくことです。そして、状況の変化に適応することです。

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