ビジネスネットワーキングとは、ビジネスにおいて人脈づくりを行うことです。狭義には「異業種交流会」のことをネットワーキングという言葉で表現する場合もあります。

人脈はビジネスの場では大きな価値があるものとして捉えられています。そのため、実際にイベントの場で交流をするほか、SNSを生かしたソーシャルネットワーキングも盛んに行われています。

とはいえ、ネットワーキングは顧客を獲得する営業の場ではありません。むしろ、営業を離れた場所で、普段は出会えないような新しい人と情報に出会えることがメリットです。積極的に会話をして信頼関係を構築した先に、互いのビジネスのプラスが生まれることを「ゴール」と考えたいものです。

ネットワーキングイベントの上手な活かし方

  • よい質問者となる/あらかじめ質問を考えておく

ネットワーキングイベント(異業種交流会)に参加する際、自分のことをどう話すかという「発信」ばかりに気を取られる人がいます。しかし、大切なのは、相手の印象に残ることです。そのためには、相手が語りたい話題、気になっている話題について、相手の本音を引き出すような「うまい質問」を投げかけることが、重要となります。

登壇者がいる場合は、質疑応答の時間がアピールのチャンスです。皆が聞きたいと感じていた「うまい質問」を登壇者に投げかけることで、多くの人から名刺交換や挨拶を受ける機会がアップします。

  • 早めに会場入り/フォローアップも24時間以内

ネットワーキングイベントは早めの会場入りが効果的です。混雑する前に落ち着いて会話ができ、他者の会話に割り込むことなく、より多くの情報交換ができます。

イベントのあとは素早くお礼のメールやSNSへのコメントをお送りします。遅くとも24時間以内に発信しておくことが大切です。その際、話した内容を含めてお礼を伝えられるように、相手の話はメモを取りながら聞く、名刺の裏に話した話題についてメモしておくなど、当日の記録が重要となります。

「昨日盛り上がった〇〇について、またお話をする機会が持てれば幸いです」とメッセージを入れておくことで、相手からもコンタクトが取りやすくなります。

最適な職場探しをお手伝いいたします。