質問への回答を準備し、面接後にはお礼状を書くことも重要ですが、良い第一印象を与えるためには服装にも気を配りましょう。理想の仕事やキャリアアップに向けた大きな前進につながります。

自信を持って面接に臨み、良い第一印象を与えるために、面接時の服装に関するロバート・ハーフのアドバイスをお役立てください。

面接時の服装に関する一般的なアドバイス

  • 正式なプロセスという性質上、日本では面接の際にフォーマルな服装で臨むことが一般的なマナーとされています。適切な服装は仕事への真面目な態度、そして企業との面接の機会に対する真剣な気持ちを示します。
  • 個性的またはスタイリッシュな装いで目立とうとする必要はまったくありません。大切なのはきちんとした身なりと礼儀正しさです。日本生まれでない方にとっては、それが日本の文化を理解し、日本での生活とその企業にスムーズに順応することを示すことができる要素となります。
  • 面接の前に面接官と連絡が取れるのであれば、念のため、服装規定を確認しておくことをお勧めします。
  • 保守的な服装が望ましいため、外から見えるタトゥーや存在感のあるピアスなどは禁物です。過度の香水やコロンも避けましょう。
  • 保守的、サイズが合っている、しわがない、清潔感があってきちんとしているなどの基本を押さえた上で、髪型、爪、ひげ、メイクにも細かく注意を払います。
  • シンプルで、清潔感があり、ビジネスシーンにふさわしい装いが原則です。

全員に共通のアドバイスはここまでとして、次は性別によって異なる注意事項をご紹介します。

面接時の男性の服装

  • :黒、紺、グレーなどの濃い色で、きちんと仕立てられたビジネススーツをお勧めします。それに白いシャツと落ち着いた色のネクタイを合わせ、しわがないようにします。
  • :短く、清潔にし、きちんと櫛で整えます。染めるのはお勧めしません。
  • ひげ:だらしなく見えないよう、きれいに剃っておきましょう。
  • 小物:落ち着いて保守的なデザインのベルトとネクタイを選びましょう。あとはビジネスシーンに適した腕時計とブリーフケースがあればOKです。
  • :黒い革靴とともに黒またはスーツと同系色で無地の靴下を履きます。

面接時の女性の服装

  • :男性と同様、ビジネススーツをお勧めします。パンツでもスカートでも構いません。色もやはり、黒、紺、ダークグレーとし、スカートの場合は肌の色に近いベージュ系のストッキングを合わせます。ワンピースやスカートの場合は、短すぎるものを避けお辞儀をしたり、座ったりしたときにずり上がらないものを選びます。ぴったりのサイズで、なおかつ身体の線が出すぎないものを着用します。肌の露出は厳禁です。肩や鎖骨、胸の谷間などが見えないように注意しましょう。
  • :短い場合は清潔に、きちんと櫛で整え、長い場合は後ろでまとめて顔にかからないようにします。染めるのはお勧めしません。
  • メイク:薄いナチュラルメイクに抑えます。
  • 小物:ビジネスに不要なアクセサリーの装着は控えます。華やかなハンドバッグよりもダークカラーのブリーフケースが適切です。
  • :ベーシックな黒のローヒールをお勧めします。

重要なのは、会社や社会全体との協調性であり、それを服装の選択にも反映させることです。

面接時の服装を決めるときは、必ずポイントを押さえるようにしましょう。

人事責任者が社内であなたの働いている姿を想像できることが大切ですから、想定される以上にきちんとしているほうが断然、良いでしょう。面接に関してさらに情報やアドバイスをご希望の方は、面接アドバイスのメインページにアクセスするか、弊社までお問い合わせください。

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