履歴書の職歴は書き方で面接官の反応が大きく変わります。
ここでは、採用のプロ監修の職歴の書き方チェックリストを用いて魅力的な履歴書作成術を学んでいただきます。
【履歴書】職歴の書き方基本ルール
履歴書の「職歴欄」は、あなたの仕事の経歴を伝えることが目的で、時期、簡単な活動内容に加えて雇用形態の記入が必要です。
但し、これまでの経緯全てを事細かに書く必要はありません。
次のチェックリストで正しい書き方を押さえておきましょう。
【履歴書】職歴の書き方チェックリスト
面接官は経歴から「自社で活躍できる人材か」と「自社に定着できるか」を確認します。
また、履歴書の職歴の書き方には基本的なルールがあります。応募者の一般常識の有無も履歴書でチェックされますので、注意しましょう。
チェックのポイント:
- 箇条書きで古い経験から順に書く
- 履歴書全体で西暦か元号(平成・昭和など)のどちらかで統一
- 異動などで部署が変わっている場合、部署名・異動年月も記入
- 現職の退職日が確定していれば「令和元年
- 月 株式会社○○ 退職予定」と書く
- 最終行に「現在に至る」と書き、その下に右寄せで「以上」と記入
その他【履歴書】職歴の書き方で注意すること
よくある履歴書の職歴の書き方質問についてまとめました。
① 派遣・アルバイトでの勤務経験は書く?
派遣として働いていた場合、履歴書に派遣会社名を記入し、派遣先名と仕事の内容は職務経歴書に書くと良いです。
アルバイトの経験は、原則として記載が必須ではありませんが、職歴が少なくアルバイト経験をもアピールしたい場合については記載しても構いません。
また、アルバイト経験しかない場合は、ただの空白期間でないことを伝えるためにもアルバイト経験を記載するようにしましょう。
② 書きたくない職歴があります。
何カ月以内の職歴なら記載しなくともよいといった類の定めはありません。短期間ならという気持ちは分かりますが、些細と思われる事項でも、善意、悪意に拘わらず、最悪の場合、経歴詐称という印象の悪い事態が生じないとは限りません。また、社会保険や雇用保険の加入に関連して不記載が判明することもあり得ます。折角の就職が元も子もなくなるようなリスクは避けておくのが賢明です。
③ 空白期間はどう書く?
空白期間に応募職種で活かせる自己啓発や勉強をしてきたことをアピールすれば、面接官の不安を拭えます。
年 | 月 | 学歴・職歴(職歴は学歴の真下に続けて書きましょう) |
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学歴 | ||
2009 | 4 | 東京都立●●高等学校入学 |
2012 | 3 | 東京都立●●高等学校卒業 |
2012 | 4 | ●●大学〇〇学部▲▲学科入学 |
2016 | 3 | ●●大学〇〇学部▲▲学科卒業 |
職歴 | ||
2016 | 4 | 株式会社●●入社 |
本社経理部門〇〇課に配属-帳票管理を担当 | ||
2016 | 12 | 本社財務部門〇〇課に異動-資金調達を担当 |
2017 | 12 | 一身上の都合により退社 |
2018 | 1 | 株式会社××に入社、経理部門▲▲に配属ー連結決算業務改善推進委員としてグループ企業統括業務を担当 |
2018 | 12 | 一身上の都合により退社 |
現在に至る | ||
以上 |