職務経歴書の書き方【IT・テクノロジー業界向け】

IT・テクノロジー業界における転職市場のニーズは依然として堅調ですが、面接官側の要求が以前よりも高まり、スキルと経験をシビアに見る傾向が強まっています。

その為、職務経歴書は、面接官が求めるノウハウやスキルが網羅されていて、且つ、忙しい面接官がストレスを感じずに一目で要点を理解することができるように、読みやすさに配慮して２枚以内でまとめあげることを心がけましょう。

IT・テクノロジー業界の職務経歴書作成の順序

IT・テクノロジー業界の職務経歴書は、以下の順序で作成しましょう。

書式に決まりはありませんが、この順番で書いていくと見栄えが良くオススメです。

職務経歴書の書き出しは職務要約から始めます。数行でIT・テクノロジー業界で経験した業務・実績等でアピールしたい内容をまとめましょう。

携わったプロジェクトごとに、プロジェクト名、期間・規模、開発環境、担当、実績、習得技術を箇条書きで情報が漏れることなく記載しましょう。

IT・テクノロジー業界で必ず面接官が職務経歴書でチェックするのがこれらの項目です。取得した資格を年度毎に箇条書にし、また、スキル欄には使用したOS/言語/DB/その他ミドルウェア、サーバー等を、名称と経験した期間が対になるようにまとめることをおすすめします。

自己PR欄では、あなたがこれまでに挙げた成果を具体的に職務経歴書に記載しましょう。その際、数値を織り込むとより具体的になり、面接官に好印象を与えられます。

志望動機欄は成果をアピールすると共に、どうして現在の職場でなく、志望先企業ならば、あなたのキャリア目標を実現できるかを説明することをお勧めします。その際、現在の職場について批判的にならないことが大切です。