職務内容の効果的な記述

近々、新しい社員を採用しようと真剣にお考えですか? それなら今すぐ準備を始めましょう。まず、職務内容を正しく記述することが必須です。

職務内容は、社員採用の最も重要な出発点であり、正しく書ければ正しい人材を獲得できると言っても過言ではありません。候補者に求められる条件を正確に表現することが、失敗の防止に役立ちます。

ここでは、その手順をスムーズに行うためのガイドラインをご紹介します。

書き始める前に職務を分析する

職務内容を書き始めてみると、実はその仕事にフルタイムのスタッフは必要ないと気付く場合もあります。既存の社員に仕事を振り分けても良いのではありませんか? 本当に新しい担当者が必要だと判断した上で、主な仕事と責任を明確にしましょう。

最も一般的な失敗を避ける

上司が最も犯しやすい間違いは、その職務を詳細に検討することなしに、単に職務や作業を羅列していくことです。

これを避けるため、以下を自問してください。

  • その社員の最も重要な職務は?
  • さまざまな仕事の中で優先事項は?
  • どのようなレポートラインがあり、直属の上司はだれ?
  • 社員が出すべき結果は?
  • その社員が管理職の場合、権限はどこまで?

採用の基準

上記の回答に基づき、候補者がその職務を果たす上で必要な資格、スキル、性格など、採用の基準を決定します。

資格、スキル、性格を混同しないよう注意してください。これらには微妙な違いがあります。

  • 資格とは、候補者が仕事をするために必要な経験、教育、その他の基準を指します。
  • スキルとは、各種コンピュータプログラムを扱えるなど、候補者ができることを指します。
  • 性格は、先を見越した行動力、強い個性などで、計測や定義は容易ではありません。
  • 複数の候補者がいる場合、採用の基準は特に重要です。基準に従って、「不適切」な多くの候補者をリストから外すことができます。

職務内容の決定

いよいよ職務内容を書き始めます。職務内容の目的は、単に優秀な候補者を誘致することだけではありません。他の候補者を評価する目的もあることを忘れないでください。一般に、職務内容は具体的で明確に記載すべきです。

必ず以下を含めましょう。

  • • 職名、部署、直属の上司。
  • • 社員の責任:担当する仕事の具体的な内容と職務の目的。
  • • 最も重要な仕事と責任 - 最も重要なものからリストアップします。
  • • 候補者が持っていると有利なスキルと性格。例えば、「優れたまとめ役」、「チームのリーダーにふさわしい」、「独立して仕事をする能力」、「その他の条件および望ましい学歴」など。

給与

給与は、職務内容の重要な一環であり、社員の学歴や経験のほか、課、部、事業部、地域などの一般的な給与レベルに応じて決定する必要があります。いずれにしても、政府機関、ロバートハーフ給与ガイドなどの給与調査データ、キャリアセンター、インターネットなど、さまざまな資料を参考にしましょう。

最後に、早くそのポストを埋めようとあせらないことです。時間をかけて職務内容を明確に定義し、それに最適な候補者を探してください。そのほうが、ニーズに合わない候補者を採用してしまうより賢いアプローチです。

 

 

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