人脈形成力を磨く基本スキル10項目とその磨き方

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人脈形成力は求職活動には欠かせません。豊かな人脈を構築できる基本スキル10項目をまとめてみました。

人脈構築スキルは、これから会社組織並びに業界でのキャリアアップを目指していくためには、なくてはならない能力です。この能力を磨いていくために、次の基本ステップを踏むことをお勧めします。

関係を構築する
仕事であれ求職活動であれ、日本での成功のカギは、時間をかけて強力な人間関係を築くことです。誰かに助けを求める前に自分からまず何かを提供することが、非常に重要です。価値をもたらす人間であり、有益かつポジティブなつながりだと思ってもらうことを目指します。プロフェッショナルな友人のネットワークを築くには、オープンかつ誠実、そして相手の目標を心から気にかける必要があります。自分のニーズよりも相手のニーズに興味を抱き、相手が自由に答えられるような質問をして、自分を助けてくれる人としてではなく、まずは一人の人間として、相手を知ることです。

連絡を取り続ける
ソーシャルメディアが多用される今の時代、日本では、人脈の一形態として友達を「集める」ことに慣れすぎて、逆につながりを失ってしまっている人が増えています。優れた人脈構築のスキルとは、LinkedInで新しいコンタクトを見つけることではありません。人脈形成とは、お互いにメリットのある関係を時間をかけてじっくり発展させることなので、その人脈が、今すぐまたは近い将来の仕事や就職では役立たないかもしれないということです。重要な相手と強固かつ長期的な関係を発展させる努力を優先しなければなりません。

影響力のあるコネクションを活用する
人脈構築は営業と同じで、結果につながる可能性の高い筋を優先させることが成功のカギを握ります。ある意味で計算高い行動ではありますが、このアプローチは、社内であれ社外であれ、誰とつきあうべきかを決める際の一般的なプロセスです。影響力をどのように見極めるかは、あなたの目標によって異なります。とはいえ、自分の達成したいことをハッキリと理解して、そこへ到達するための次なる論理的なステップを考えることが、常に出発点となります。

前向きな姿勢を保つ
ほとんどの人は、すぐに見返りがないとあきらめてしまいます。でも、結果を出したいのであれば、長期にわたって人脈形成に時間を投資する必要があります。仕事上の人脈形成のスキルは、長期投資であって、手っ取り早い解決策ではありません。常に前向きな姿勢を保ちましょう。そうすれば、ようやく自分を助けてくれる人に出会った時に、良い第一印象を与え、この人の求職活動を助けてあげようという強い動機を相手から引き出すでしょう。

メールのスキルを向上させる
ソーシャルメディアは日本人の生活の重要な一部となっていますが、それでも、よく書かれたメールを上回るものはありません。仕事上のコミュニケーション手段としては、今でも依然メールが主流です。とはいえ、メールを読んでもらい、行動を起こしてもらうには、いくつかのポイントがあります。それは、常に短くまとめ、読みやすく、相手を中心に書くことです。相手のことを少しリサーチして、相手と自分の共通の知り合いや関心事に言及したり、相手のしたことで自分の印象に残ったことなどに触れたりするのも、常に賢明です。

期待を抱かずにアプローチする
1回のミーティングや特定の仕事、会社、コネクションに対して高い期待を抱きたくなる気持ちは、ぐっと抑えなければなりません。理想的な人脈形成イベントやコネクションとは、単純に自分の望む結果をもたらしてくれるもののことです。ですが、1回のミーティングや1人の人にあまりにも重要性を置いてしまうと、その状況に対するコントロールを狭めてしまい、ネガティブな気持ちや失望感を抱きやすくなってしまいます。そのようなことは避けましょう。たとえ、理想の会社に就職できる見込みがあったとしても、過度に期待せず求職活動を続けましょう。結果が出なかった時に落ち込んでしまわないようにすることが大切です。

努力の焦点を絞る
自分が人脈に対して常を見出そうとしている価値を、同様に、相手はあなたに対して見出そうとします。人脈とはお互いにメリットのあるものであるべきです。相手がいつも助けを求めてくるばかりで価値をもたらさないように見えるのであれば、その人脈は優先順位を下げたほうがよいかもしれません。これは個人的な判断にもよりますが、あまり効果のない多数の人脈よりも質の高い人脈に絞ることで、自分のリソースや時間の優先順位を上手に管理して、より良い結果が得られるでしょう。

コミュニケーションスキルを向上させる
優れたコミュニケーションスキルは、仕事で成功する人としない人を分ける最も重要な要因です。きわめて頭脳明晰なのにコミュニケーション力が低いためにキャリアアップできない人を、誰もが知っているはずです。人脈構築の場では、ほとんどの人が相手を助けようという姿勢を持っていますが、あなたが自分の求めていることを効果的に伝えられなければ、相手も行動することができないでしょう。

エレベーター自己PRを考える
エレベーターに乗り合わせた時間、すなわち30秒間でできる自己PRができることは、仕事上の人脈形成において、昔も今も変わらず欠かせないスキルです。人というのは、ほぼ瞬間的に相手のことを価値判断するものです。ですから、エレベーター自己PRは、自分のもたらす価値をできるだけ少ない言葉でまとめるのに有用です。この自己PRは、あなたの情熱と性格がにじみ出るようなもの、なおかつ仕事上の重要な実績や成果を伝えるものでなければなりません。

役職が必ずしも影響力を意味しないことを理解する
どんな組織でも独特の社内政治や影響要因が混ざり合っていて、外から見抜くのは難しいことがあります。会社によっては、CEOやマネージャーは求職者に直接返事をしたがらないかもしれません。求人している役職があまりにもエントリーレベルである場合、シニアレベルの社員は採用の意思決定に関しては採用担当者の意見を信頼している可能性があるからです。このことは、目指す会社を徹底的にリサーチするのがいかに重要かをあらためて物語っています。誰が影響力を持っているか、誰ならば自分を助けてくれそうかを、よく理解する必要があるのです。

日本の激しい雇用市場において、これら10項目の人脈形成のスキルがあれば、すぐに良い結果を得られることは間違いありません。

 

 

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